苦手だったジャニーズを克服した話。
ジャニーズは大好きだけれど、どうしても好きになれる気がしない!と、思っていた。むしろ苦手だ、とさえ思っていた。はずだった…
中山優馬(以下、優馬さん)
と
Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)
と
Sexy Zone(以下、セクゾ)
と
A.B.C-Z(以下、えび)
(見事に派閥が偏っているのは偶然で、他意はない。断じて!)
なぜこんなことが起こったのか、改めて書き起こしておこうと思う。
頭の中を整理し、今後彼らの現場にどれくらいずつマネーを落とすか、それとも全く落とさなくても後悔しないのかなど、これからのオタ活における経済的負担について冷静に考えるための判断材料としたい。(筆者は関ジャニ∞(以下、エイト)とジャニーズWEST(以下、ジャニスト)を主食としている。)
また、周りの友人にジャニーズの魅力を理解してもらえない方や、家族や恋人にオタ活を否定されているような方(特に今回該当するグループのファンの方)に、どうすれば彼らの魅力やオタ活する価値があるかを理解してもらえるか、少しでも参考になったら幸いである。
では、グループ毎に苦手だった理由と克服したきっかけを以下にまとめてみる。
●中山優馬
〈苦手だった理由〉
・爬虫類顔だから。
元々山下智久をはじめとするクール系爬虫類顔は例えイケメンでも好きになれなかった。(今ではとてもお美しいお顔立ちをされているなぁと思う。)ちなみに可愛い系爬虫類顔は嫌いじゃない。人による。
・ぽっと出でチヤホヤされているから。
当時はそんなイメージだった。NYC時代の話である。まだジャニーズについてお茶の間レベルの知識しか持っておらず、誰だこいついきなり出てきてなんでこんなに目立ってるんだ!と、彼の歌やダンスの実力も人柄も知らずに思っていた。
〈克服したきっかけ〉
・すごく、いい人じゃないか!
ジャニストの10000字インタビューで、優馬さんがジャニストの7人でのデビューに尽力してくれたというエピソードを目にした。我ながら単純すぎるとは思うが、それだけで彼に対する好感度がぐぐーんと上がった。心から感謝した。今のジャニストが大好きだから。今まで彼を苦手だとか爬虫類だとか言っていたことを猛烈に反省した。
・すごく、かっこいいじゃないか!
ジャニストのJr.時代の映画やドラマや少クラを見ていく中で、関ジュとしての優馬さんとの共演を目にすることも多かった。幼さの残る優馬さん、とても可愛かった。そして最近のソロ活動をしている優馬さん、歌上手いしダンスも上手い。こんなに何でもできるのか、かっこいいなコノヤロー!
・すごく、面白いじゃないか!
少クラや一般の歌番組での司会の方とのやりとりがとても自然だし、まずお話しするのが上手いなぁと思った。少クラクリスマススペシャルでのコントも普通にボケてるし、歌番組でさかなクンいじりに対してギョギョ!と素早い返しをしていた。バラエティー対応能力もすごいなこの人!
こうして「いい人・かっこいい・面白い」といういかにも月並みな理由で優馬さんをあっという間に好きになった。つまり、第一印象で食わず嫌いをしていただけらしい。食べてみたらなかなか美味しかったのだ。
しかしまぁ理由がはっきりとした「好き」はそんなに大きなものではない。テレビに出るときには一目画面越しにお目にかかれれば…という程度である。
〈苦手だった理由〉
・かっこいい人が1人も…
というか自分の好みの顔のメンバーがいないのだ。実は、これは今でも変わらないのだが、北山くんと玉森くん(これぞ可愛い系爬虫類顔)はまぁ可愛いかなぁといった程度。初めは藤ヶ谷太輔が今まで全く見たことのないタイプの顔をしていて、なんだか生理的に受け付けなかったのだ。(今でも彼の顔には慣れないが、たまにかっこいいかもしれないと思うときもある。)
・ローラースケート?二番煎じ?
しゃかりきコロンブス。ローラースケートと聞いて、それしか思い浮かばなかった。初Mステ出演回をたまたま見ていたのだが、あのお馴染みのナレーターさんによる「俺の足にキスしろという意味のグループ名」という説明に、ジャニーさんついにもう歳か…と思った。パフォーマンスはかっこよかったけど。
〈克服したきっかけ〉
・友人が重度の藤ヶ谷担で…
ジャニーズにハマってから、ジャニーズ好きの旧友たちとよく連絡をとるようになったのだが、その中に彼女がいた。彼女のプレゼン能力と洗脳により、藤ヶ谷さんのパフォーマンス力の高さにまず納得させられた。これは確かにかっこいいわ。
・曲が良くて…
その友人からいくつかキスマイの音源を借りて聞いてみた。ベタな90年代J-POP調が大好きな私に響く曲はいくつかあったが、中でも「SNOW DOMEの約束」にやられた。久しぶりに音楽を聴いて泣いた気がする。
・格差が緩和されてきたのか…
初期のあからさま過ぎる3:4の格差も、彼らを苦手とする理由の1つだった。自分の担当があっち側だったら…と想像するだけで複雑な気持ちになる。(実際舞祭組メンバー担当の方々がどう思っているのかは分からないが。)しかしそれも最近は解決されつつあるように思える。
来月、例の友人に連れられて初めてキスマイのコンサートに行くことになった。誰の団扇を買うか悩んでいる最中である。北山くんか玉森くんになりそうなのだが、団扇の写真映りで決めようか…
舞祭組に関しては、もっと深く知ったら全体的に好きになれそうな気がしている。なんというか、可愛いなあの人たち。
コンサートで誰かに堕ちることのないよう気を引き締めて参戦しようと思う。これ以上の掛け持ちは危険だ。
〈苦手だった理由〉
・年上にしか興味がなかった…
初めて自分より年下のジャニーズがデビューして、それまでおじさんアイドル(SMAP・TOKIO)にしか興味がなかった私にはヒョロヒョロの少年たちがたどたどしいパフォーマンスをしているのはとても見ていられなかった。
・生理的に無理!!
佐藤勝利の素人感、松島聡覚醒前の芋感、菊池風磨の茄子のヘタのような髪型と気取ってる感、中島健人のラブホリ感、全てがむず痒くて無理だった。拒絶反応が凄まじかった。特に中島健人。なんか!無理!いやぁー!!(マリウス葉についてはハーフとかずるいわぁ顔綺麗すぎるだろとしか思っていなかった)
〈克服したきっかけ〉
・友人のモノマネが面白すぎて…
例の藤ヶ谷担とカラオケに行くと、彼女は必ずモノマネをしながら歌う。キスマイのモノマネはもちろんなのだが、特にセクゾの菊池風磨のモノマネがめちゃくちゃツボに入ってしまった。それがきっかけで、セクゾの曲を聞くのが楽しくなってしまった。
・典型的なジャニーズ曲が好きだ!
声変わり前の少年の歌声ほど興奮するものはない。いかにもジャニーズって感じがして大好きだ。自らアルバムCDを借りに行って片っ端から聞きまくった。Sexy Zone、Lady ダイヤモンド、好きすぎて、ぶつかっちゃうよ、など、明るくて純粋…キラキラ…な歌が可愛くてベタ過ぎて好きすぎる。
・セクチャン面白っ!
セクゾの曲を好きになって動画を漁り初めると、セクチャンに辿り着いた。なにこれめっちゃ面白い!ふまけんがこんなにボケるとは…マリウスがこんなキャラだとは…聡ちゃんがこんなに可愛いとは…知らなかった。こんなに魅力的なグループだったなんて。
ここまでセクゾ楽しいなと思うようになるまでに、やはりセクチャンの影響が一番大きかった。好きの方向がセクゾ担の方々とは全く違う気がするが、セクゾは見ていて楽しいので好きだ。担当とかでなく、遠くからずっと見ていたい感じで好きだ。
最近は格差が顕著になってきて複雑だが、キンプリメンバー、松松、田島くんなど、セクゾバックに私のお気に入りJr.が多いため、今後少しずつ現場欲が出てきそうでこわい。自分がこわい。
〈苦手だった理由〉
・テレビで見たことない…
当時地方に住んでいたために、少クラを見ていないと普段全く目にすることが無かったので、売れない幻のアイドルグループだと思っていた。
・かっこいい人が1人も…
いないと思っていた。かつての私の目は節穴だったのか!?今ではふみきゅんの静止画を見るたびに見とれてしまうし、髪型が奇跡的にきまっているときのとっつーなんか本当に美しいと思う。
〈克服したきっかけ〉
・少クラを毎回見るようになって…
ふみきゅんの司会ぶりと面白さに気づいた。なんというか、ベテラン感がすごい。安心して見ていられる安定感がある。そしてえびのパフォーマンス力の高さにも驚いた。さすが、あくろばっとぼーいずくらぶ。
・昨今の塚ちゃんフィーバーにより…
アウトデラックスから更に塚ちゃんの凄まじい個性が世間に出るようになって、ついにSASUKEで私の中のなにかが目覚めてしまった。頑張る塚ちゃんの姿に涙が止まらなかったのだ。本気で塚ちゃんにきゅんきゅんした。純粋にいい人なんだなぁって…
SASUKEを見た次の日、伝説魂のBlu-rayを買いに走った。担当外のグループの円盤を買ったのは初めてだった。後悔はない。大満足だ!
次のえび座はまだ当落が出ていないが、絶対に見たい!彼らのパフォーマンスを生で見るまでは死ねない!できればコンサートも参戦したい…これから担当外の中で最もマネーをかけてもいいと思えるのは彼らかもしれない…