柄にもなくピンクから黄色に

浮気のつもりだったんですけどね?

こうして私はジャニオタになった。

はてなブログ初投稿ということで、まず自己紹介代わりに私がこんなDD気質なジャニオタ(ジャニオタの定義は様々あるようですが、ここではとりあえず「ジャニーズが大好きな人」ということにしておきます)になるまでの経緯をお話したいと思う。



物心がつく前…

父が撮ってくれていた私の成長記録テープを見ると、リアルタイムでSMAP×SMAPを見ながらご満悦である。この時既に母の影響で「キムタクかっこいい」という概念が刷り込まれていたようだ。「オーダーーー!」と呼び鈴的な物を使って中居くんの物真似をしている様子も記録されていた。


幼少期~小学校低学年の頃…

いつからか母はSMAPのファンクラブに加入していたらしく、幼稚園児になったあたりからSMAPのコンサートに参戦するようになった。親子席ではあったが会場の1番後ろだったことを今でも鮮明に覚えている。

ちなみに初の担降りはキムタク結婚報道が出た頃で、降りた先は慎吾くん。慎吾ママの衣装を母に作ってもらい、初のコスプレ参戦も済ませた。


小学校高学年の頃…

SMAPのツアーから地元の日程が消え、遠征なしではコンサートに行くことが出来なくなった。母は簡単にファンクラブから退会し、一旦ジャニーズから離れることになる。

が、有閑倶楽部やごくせん、修二と彰など、世間がジャニーズで盛り上がっている時期であったため、それなりにジャニーズを好きではいた。そして有閑倶楽部で初めて横山裕というアイドルをカッコイイと思ってしまったのである。これを運命の出会いだと思ってそのままエイトにハマればよかったものを、私はごくせんあたりから小池徹平にドハマりしてしまったのである。

しかし小学生ができることはCDを1枚と、某雑貨店で非公式の顔写真下敷きを買う程度であった。


中学生の頃…

周りに所謂2次元オタクが大量に生息していた影響もあり、銀魂を皮切りに腐女子へと成り下がる。某アニメグッズ店に毎週のように通っていたのが懐かしい。オタクとは単純なもので、漫画から派生してアニメ・声優・某動画サイト・ボーカロイド・歌い手などに次々とハマり、そこで自分が生まれ持ったオタク気質に気づくことになる。

同級生に関西ジャニーズJr.のあるメンバーの熱狂的ファンがいたのだが、そのメンバーが誰であったか思い出せない。今思うともう少し興味を持っていればあの時代の関ジュをリアルタイムで見れていたかもしれないと後悔している。


高校生の頃…

軽音部でアニソン・ボカロバンドのボーカルとして活動し始める。そこでV系好きな先輩からおすすめされたゴールデンボンバー(以下、金爆とする)にハマる。今でも金爆は全曲歌えるし踊れるし、テレビでジャニーズと共演している様子などは非常に興奮する。当時金爆は女々しくてがネットで話題になっている程度であった。彼らの昨今の活躍には本当に驚いている。

その後、V系界の嵐こと(?)金爆はその人気故にライブのチケットを取るのは非常に困難で、他に素敵なV系バンドはいないかな?と探していたとき、カメレオに出会う。金爆に近い社会批判的な歌詞に予測不可能なサウンド、ポップな衣装で美形揃い(メイクをしていればの話だが)な彼らに一瞬で堕ちた。

V系エピソードについて話すと長くなるので、別の形でお伝えしますね。


受験期…

とにかく勉強が苦痛だった頃、V系曲を聞いても社会批判的な歌詞に共感して心の中がどす黒くなっていた。そんなとき、小学生のときにちょっとカッコイイと思っていた関ジャニ∞がベストアルバムを出すことを知った。懐かしいなぁ、CD借りてみよう。そして私の受験期の記憶は塾の自習室で大阪ロマネスクをヘビロテして涙ぐんでいる、というものになった。初めて大阪ロマネスクを聞いたときは衝撃だった。こんなにいい曲があったなんて!なんで知らなかったんだ!泣ける!歌詞の中に地名が出てきて最初は半笑いだったが、メロディが好みすぎる!ドストライクすぎる!!

こうして塾から帰ってきたらパソコンでエイトの動画を漁り、tornやkicyu、Dye D?、desire、YOU CAN SEEなどを見つけて唖然とする。こんなにかっこよくて可愛いなんて知らなかった!なんで!?テレビではあんななのに!!


大学入学当時…

ギリギリ滑り止めに受かった私は、受験期の嫌々勉強していた辛い思い出を封印するためにエイトの曲を聞くことをやめた。そして上京し、バイトを始めたのをいいことに、カメレオのイベントやライブに積極的に足を運んでバンギャライフを楽しんでいた。が、カメレオも売れてきて、メジャーデビューを意識してか曲の方向性が変わってきた。もう私の好きなカメレオじゃない。

そこで他に何かハマれるものは、と考えていたとき、K-POPに出会う。ツイッターを駆使して仲間を作り、チケットを手に入れるというオタクの基礎はこのとき鍛えられた。K-POP界の関ジャニ∞的なSUPER JUNIORにハマり、K-POP界のHey!Say!JUMP的なEXOにハマった。しかしそれから1年後、悲劇が起こった。1番好きだったメンバーが脱退したのだ。1週間は泣いた。メンバーの脱退とはこんなにも悲しいことなのか、と、ジャニーズ内のいくつかのグループにも思いを馳せた。


去年…

深い悲しみの中差した光は、やはり関ジャニ∞だった。十周年を目前に、メディア露出が増えてきた頃だった。これだ、私にはやっぱりジャニーズが必要なのだと思った。思い立ったら即行動、ファンクラブに入り、片っ端からジャニーズ好きの友人に連絡を取った。今までハマってきたコンテンツの中でジャニーズはやはり別格だと思った。周りに共感してくれる人がたくさんいる。テレビをつければいつでもそこにジャニーズがいる。当たり前のことだがこれは本当にありがたいことだということを忘れないでほしい。ジャニオタは恵まれたオタクだと思う。

その頃CMでジャニーズWESTのアルバムが発売されたことを知る。あの悪夢のカウコンを何も知らずに見ていた私は、あれ?人数増えた?関西の子達だし一応チェックしておくかーとしか思わなかった。が、CDを借りて聞いてみると、楽しい!なにこれ楽しい!てか歌うまいなぁ誰一人下手な子がいない!すごいじゃんジャニーズWEST!!


現在…

こうしてゴロゴロと転がり堕ちた私は今、ジャニーズWEST関ジャニ∞をメインにオタ活を続けている。熱心なオタク友達のおかげでA.B.C-ZSexy Zone、Jr.にも興味津々だ。

幼い頃ジャニーズから始まった私の興味は、一周回ってジャニーズに戻ってきた。

趣味が変わりすぎでは?と思われるだろうが、好きなものより更に好きなものに出会ってしまっただけなのである。これから先、ジャニーズよりも魅力的に感じるコンテンツが現れるのかどうか、自分でもワクワクしている。