柄にもなくピンクから黄色に

浮気のつもりだったんですけどね?

2015年夏、暇を持て余したジャスミンが軽率に「少年たち」を観劇してSnowManに落ちた話。

ジャニーズ伝説の舞台、「少年たち」

その伝説と言われる由縁はこんなところにあるのかもしれない…

ジャニーズWESTは今年の夏、コンサートも舞台も無く約10年ぶりの夏休みを満喫していたようだ。青春をジャニーズに捧げた彼らには最高のご褒美だったに違いない。(売り始めたばかりのグループがそんなことでよいのかとは思ったが…)

 
では、彼らのファンはその間に何をしていたのか。一途なファンはラジオやテレビだけで必死にこの夏を乗りきっていたのだろうか。掛け持ちをしているファンはそのもう一方の殿方の元へ足を運んだことだろう。
 
私も一介のジャスミン兼エイターの身であり、今年の夏はリサイタルで元気なおっさんたちにハートを掴まれに行くことを予定していた。しかし、チケットは当たらず、更に予定していた日程に別件の重大なスケジュールが組み込まれてしまった。終わった…今年の夏はもう終わりだ…
 
そんなとき、関西ジャニーズJr.が出演すると予告されていた「少年たちin日生」のチケットが届いた。
 
元々、ジャニーズWESTの後輩(または同期、あるいは先輩だが…)が東京にやってくる!これは観に行かなければ!という使命感からチケットを申し込んでいた。夏の現場が無いと分かってすぐだったため、それはもう手当たり次第に申し込みまくった。ほぼ自暴自棄、八つ当たり状態である。
 
結果、3回分の公演のチケットが当たり、今年の夏の予定は華々しいものになった。
 
このときはまだ思ってもみなかった…
 
"彼ら"に心奪われる瞬間が来るなんて…
 
 
ある日突然、Jr.メール会員宛の「少年たちin日生」の追加情報メールが届いた。そう、お察しの通りSnowMan出演による追加申し込みのお知らせである。
 
以前よりキスマイ藤ヶ谷担の友人からSnowManの技術の凄さは聞いていたし、雑誌で見かけて全員の顔は認識していた。少年倶楽部でモノマネをしている人が"ふっか"という呼び方をされているということも知っていた。あとは「お兄ちゃん、ガチャ」に出演していた渋いけど声が高くて消去されたK-POP系な見た目のお兄さん。それから、劇場版仮面ティーチャーの生徒会でのんすけの後ろにいた人たち。くらいの印象だった。個人個人では見たことがあったのだが、SnowMan全員のパフォーマンスはほとんど見たことがなかったのだ。
 
自分が観に行く舞台に出演するとなると、意識せずとも気になるもので、少年倶楽部に出演すればしっかり観察し、音楽番組でバックについていれば目で追っていた。
 
すごい…なんだこの人たち…!!
 
最近のJr.はダンスが上手いなぁ~と思って見ていたが、この人たちは別格だと思った。
 
こうなるともう止まらない。気になりだしたらとことん知りたくなってしまうのがオタクのどうしようもないところである。某動画サイトで動画を漁り、謎選抜なんていう括りまで発見してしまった。その時点で気になっていた"ふっか"と"ひーくん"、そして元からお気に入りだった美勇人と諸ちゃんもいる!これは俺得!更にはっしーと一緒に歌っている「恋涙」なんか曲の良さも相まって尚更魅力的だった。

更に少年たち初日が近づくと少年倶楽部でSixTonesとSnowManによるHEARTBREAK CLUBが放送された。やばい!!かっこよすぎる!!!こんなん生で見たら確実に落ちるよ…こわい…
 

そんな状態で迎えた自分的初日。

母名義が1階E列という素晴らしい席を射止め、ドッキドキで幕が上がるのを待った。近い。近い近い近い!!!いやぁーー!!!最初からクライマックス!な感じでいきなりあの息の合ったダンスとアクロバットを間近で目の当たりにして、もう、一瞬で落とされた。当初の目的である関西Jr.を見ようにも、手前にかっこいいお兄さん6人がその手前にいるせいで眩しくて見えなかった。ついついお兄さんたちに目線が行ってしまった。SnowManのパート、HEARTBREAK CLUBの前奏が流れ始める。ハッ…これは少年倶楽部で披露していた曲!!やばい!!と身構えたものの、あんなかっこよく踊っていたひーくんが更にかっこよくドラムを叩いているのだ。惚れるに決まっている。もう終始目がハートだった。

続いて2幕。全体の流れは把握しつつも目線の先には常にひーくんがいた。あれ?ふっかも好きだと思っていたのに。2幕が始まると同時にものすごく近くにひーくんが現れた。ぎゃーーー!!!!にやにやしそうな口元を必死に隠しながらガン見した。こんな近くで、次いつ拝めるか分からないし…やばい…かっこいい…

物語パートも終わり、ついにショータイム。いよいよ噂のZIG ZAG LOVE!!登場の時点で後ろからライトを浴びてシルエットが浮かんでいるだけでかっこいい…そして曲が始まり、そこにはハチマキを巻いたキラッキラのアイドルが
 !!振付けも可愛いしアクロバットはとにかく大技の連続だし、口元に人差し指を立ててしーっ❤とか!腹チラとか!!ずるい!!更にデイブレではSixTonesメンバーと1人ずつペアで出てきて、みんな可愛いっ…

大満足だった。完全に落ちた。もうSnowMan大好きだわ!!!!降参!!!!


帰ってから更にSnowManの動画を漁りまくり、次日生劇場に行くまでそれこそ朝から晩まで起きている間はほぼそれらの動画をずーーっと見ていた。お陰で夢にも彼らが出てきた。もはや中毒だ…


そんなこんなで私的2日目と私的千秋楽も無事に終え、今に至る。2回目以降は2階席だったので、ひたすら双眼鏡でひーくんを追った。いつどこから出てきてどんな台詞を言ってどんな動きをするか把握していたので、完璧に追えた。はずだ。

グッズに関しては、初日はパンフレットと関西Jr.の向井康二のフォトだけ買って満足していたのだが、2日目はどうしてもSnowManのグッズが欲しくなり、緑バンダナを買った。今日は幸いにもステージフォトセット第1段の販売が始まったので、康二とひーくんを買った。ちなみに、帰りにジャニショにも寄ってSnowManの写真を数枚買った。まだJr.担特有の貢ぐ体質にまではなっていないようだ。よかった。私はまだ大丈夫…大丈夫…


しかしまぁ、普通にジャスミンをやっていただけの私がここまでJr.のグループにハマることになるとは思いもしなかった。今までJr.はテレビで見て、メインのバックについているのを見て、可愛いなぁ頑張ってほしいなぁと思う存在だった。それがSnowManを知った途端に、彼らにスポットライトが当たっているところでのパフォーマンスを見たい、会いに行きたい、応援したいと思うようになった。

これからも積極的にSnowManの現場に行きたいし、お財布と相談しながら貢いでいきたい。彼らが華やかなステージの真ん中の1番前で輝けるように。

これは夏に現場を設けてくれなかったジャニーズWESTのせい…否、私がまんまとジャニーズ事務所の策略に溺れただけの話である。